とうもろこし3万坪迷路は、昭和63年より毎年8月中旬、10ヘクタール(3万坪)の緑肥用デントコーン畑に、子供たちから公募した図案を参考にして、幅3m総延長8kmの迷路を製作します。
会場には展望台、お祭り広場、麦束ピラミッド、特産品コーナー等を設置し、一日グリーンジャングルで楽しめるものであり、開催期間中、じゃがいも・とうもろこしの収穫祭を始め、どろんこフラッグ選手権等各種ミニイベントを開催しており、来場者と地元の人々との交流が、大空と緑のもと自由に繰り広げられます。
来場者は全国各地より訪れており、毎年、1万人以上の方が日本一大きい巨大迷路に挑戦しています。
人口一万人程度の町において、事業費一千万を超えるイベントは平均入場者数15,000人とともに基幹産業である農業、更には観光産業の地域経済に及ぼす効果は甚大なものがあります。加えて、未来に大きな夢を描く子供たちが、畑の中で泥んこになって遊ぶことにより、土との触れ合いの大切さと土の温もりを知ることにより地域の大切さを知る良い教室になっています。
「土づくり」とは、安全で活力のある農産品を生産するためには、畑の「土」が肥えていなければ良い農産品が生産できません。化学肥料等に頼らず、デントコーンを畑にすき込むことにより「土づくり」を行っています。
この「土づくり」が迷路の始まり、緑肥用として植えるデントコーンを単にほ場にすき込むだけでなく、ほ場いっぱいに子供たちの描いた絵を参考に迷路として遊ぼうと考え「とうもろこし3万坪迷路」を実施しています。
地域住民と都市住民が実際にそのほ場に立つことにより、農業の振興と観光産業の振興を図るものです。
農業を基幹産業としている本町にとって、地力回復による有機農法・減農薬の実施による安全な食料生産はガット合意後の日本の農業にとって最も重要な課題であり、消費者に安全な食料を提供することが、日本の食糧基地十勝の農業振興に必要であります。
このイベントは北海道・十勝の広大な畑を利用しなければ出来ないイベントであり、平成9年3月にホクレンが主催するホクレン夢大賞「農業応援部門」の大賞を受賞したことは、この事業が単なるイベントではなく、農業の基本である「土づくり」を通した農業の確立を目指した、とうもろこし3万坪迷路の当初の目的を確認することが出来ました。
さらに、今、クリーンな農業が全国的に叫ばれており、本当に「土づくり」を考え、人にやさしい農業をめざしている本町にとって「とうもろこし3万坪迷路」はクリーン農業のアドバルーンであり、全国へ本別町の農業を発信するものであります。
とうもろこし3万坪迷路は全国で初めての試みであり、日本一面積の大きい迷路と言えます。タイムカード提出者によると、全国各地からの入場者がおり北海道においては百以上の市町村からの入場があり、広く他の地域との交流が推進され、知名度の向上、地域経済の活性化と観光産業の振興に貢献しています。さらに、迷路の空撮を利用した、テレフォンカード、文(ふみ)カード、とうもろこしのオリジナル缶詰等、
各種グッズ
も販売しております。
また、このイベントをきっかけに町内の異業種の青年達が集まり、一つの目的に共に苦労する中で、強い連帯感を持ち、その後の町内他の催しに協力する等、まちおこしの起爆剤になっており、新しい地域おこしグループも設立し、迷路を通して地域の活性化が図られております。
とうもろこし3万坪迷路の企画・運営は、町内の各種団体による実行委員会方式で行われており、町民手づくりのイベントであり、町民の自主性と行政のバックアップにより毎年開催されております。
〔過去の入場者数〕
第1回
S63
13,900人
第2回
H1
21,055人
第3回
H2
19,197人
第4回
H3
26,825人
第5回
H4
15,758人
第6回
H5
13,548人
第7回
H6
15,261人
第8回
H7
12,935人
第9回
H8
12,639人
第10回
H9
7,361人
第11回
H10
15,216人
第12回
H11
12,886人
第13回
H12
13,372人
第14回
H13
15,745人
第15回
H14
8,279人